家族と一緒に、たまにはひとりで。寺社参拝や、受験に役立つ旅の話も。

受験に役立つ家族旅行!「行ってよかった5つの理由」

東海道新幹線家族旅行
スポンサーリンク

旅行って受験や勉強に役立つの?

結論から言って「役立ちます」!

ただ、旅行すれば何でもいいというわけではなく、その地域に興味と愛着を持ってもらうことが大切です。

我が家は転勤族なこともあり、日本全国あちこちに出かけていますが、単に社会のテキストを読んだだけでは得られない(得にくい)感覚を子供たちは旅から学んでいるようです。

実体験に基づいて、どんな旅行がどう役立ったかをお話しさせていただきますね。

理由1:自然体験・都会体験

東京と地方、両方に住んで子育てをしたからこそ思うこと。子供たちにできる経験がまるっきり違います!

海辺の町に住んでいた頃は、夏は頻繁に海に出かけていました。海の生き物を探し、海水の満ち引きを知り、海のほうがプールより体が浮きやすいことを体感しました。海岸に落ちているシーグラスや貝殻を拾って工作に使ったり、ゴミ拾いに参加して環境問題を一緒に考えたり。

山へ出かけた時も、登山、川遊び、魚のつかみ取り、昆虫や花の名前を調べるなど、都市に住んでいてはなかなかできない体験を子供と一緒に楽しみました。

夜は天文台やホタルのすみかへ。大人もはじめて見る光景に、感動しきり。

天文台

一方、東京に住んでいると、たくさんの美術館や博物館が近くにあり、子供向けのワークショップも数多く開催され、国会議事堂などは内部を見学することもできます。秋葉原や渋谷、浅草、お台場など、ちょっとしたおでかけでも街ごとに個性があったりして、東京だからこそ学べることっていうのもあるよなぁと実感しています。

衆議院特別公開

理由2:オタク万歳!マニア万歳!

子供を進学塾に通わせていて思うのは、鉄オタ(鉄道オタク)の地理への強さ!

都道府県を覚えようとしている子たちの中で、全国の新幹線停車駅を当たり前のように漢字で書ける子がいたりします。スタートラインが違う!ダイヤグラムに興味がある子は、速度の計算にも強くなりそうですね。

東海道新幹線

広範囲にわたって学ばなければいけない受験勉強において、自信が持てる分野があるのはとても強みだと思います。

家族旅行をしていると、鉄道だけでなくいろいろと子供が興味を持つものに触れることができますので、好きなもの(例えば武将好きならお城とか)を訪ねる旅をしてみたり、好きになれそうなものを探すという視点で計画をしてみたりするといいんじゃないでしょうか。

食べることが好きなら野菜の生産地に興味を持たせたり、輸入作物に興味を持たせたり、栄養素に興味を持たせたり…。もしお子さんの興味が、受験勉強と関係なさそうなものだとしても、無理やり関連づけてしまいましょう!

理由3:経験と愛着が強みになる

たとえば新潟の水田の広がりや冬の雪の多さ、東北三大祭りなどのイベント、地方ごとの郷土料理…。すべてのことを経験することはできませんが、経験したことは印象に残り、問題に出ても間違えにくいと思います。

また、実際に出かけて楽しい経験をした場所には、愛着がわきますよね。

我が家の子供たちも、小さい頃住んでいた県についての問題を間違うと「俺としたことが〇〇県の問題なのに間違えるなんて!」と謎の反省をしています。

新しいことを覚える時も、「前に泊まったあの町は、〇〇盆地だったのか」などと関連付けて覚えることができます。旅行の計画を一緒に建てたり、地名が話題に出ると地図を眺める習慣づけをして、旅の経験を植え付け、活かしましょう。

弥彦山・パノラマタワーから見た新潟の田園風景

理由4:日常を離れて親子で過ごす時間をつくる

まだ子供が小さいうちは一緒に話す時間がいっぱいあるんですが。将来について具体的に考え始める小学校高学年には、塾の時間や宿題に追われ、”他愛のないおしゃべりをだらだらとする”ということが贅沢になってきます。子供が話し始めてくれても、「遅刻するよ」「寝不足になるよ」と切り上げざるをえない。

でもこの年頃でこそ、学校での友達付き合いや先生への不満の相談に乗ったり、将来の夢を聞いたり、志望校を絞り込んだり、子供の気持ちをたっぷりと吐き出してもらう時間がほしいところですよね。

逆に、親や祖父母はどんな仕事をしている(いた)か、親が子供の頃はどんな子供だったのか、最近のニュースで気になること…など、こちらからお説教以外の話をいろいろすることもできます。

私自身、こう書きながら、最近お説教の比率が高いなぁと反省…。そうだ、旅に出よう!

ダイニングテーブルで向かい合って「さて」と話し始めると面接のようですが、新幹線移動の暇な時間やホテルでくつろぐ時間、無駄な話もいっぱい織り交ぜながら、子供と本音で語り合うことにチャレンジしてみませんか。

高尾山6号路

ちなみに我が家では、兄妹が同席していないときのほうがいろいろ話してくれます。横から口を出されるのが嫌みたいで。親子二人旅や、旅行中の別行動(我が家は2人ずつ2組)なども、信頼関係を深めるのにはよさそうですよ。

理由5:大人も子どもも休息が必要!

大人も子どもも、普段頑張っていると息抜きが必要ですよね。我が子も「牧場のひつじやヤギが見たい…」と言い出して、これは癒しを求めている!と急遽週末に出かけたことがあります。何で癒されるかは人それぞれでしょうけれど、温泉やピクニックなど、リラックス&リフレッシュの旅に、たまには出かけたいものですね。

まきば公園のヤギ

コメント