長崎のお土産は、カステラが定番!
長崎県のお土産といえば、まずカステラが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。長崎で「カステラ御三家」と名高いのは、福砂屋・松翁軒・文明堂。とはいえ、他にも数多くの店舗で製造されており、バリエーションもいろいろあるようです。いろいろ食べ比べたいという方は、小箱で少しずつ買い集めてみませんか?
バリエーション豊かな小箱のカステラ
長崎空港で買えるカステラの小箱を3つセレクトしてみました。左から順にご紹介しますね。
須崎屋「五三焼きかすてら」
須崎屋(すざきや)は、南島原市にあるカステラの名店。1867年創業です。
「五三カステラ」は、卵黄と卵白の割合が5:3で、小麦粉の使用量が少なく、長崎カステラの中でも焼き上げるのが難しい一品と言われています。最高品質の素材と卓越した職人の技術。小箱のわりにはちょっと値段がお高めですが、五三焼きを知っている人には、“この人、いい物を分かってるな”と喜ばれるお土産になると思いますよ。
松翁軒「チョコラーテ」
松翁軒は1681年(天和元年)創業。「チョコラーテ」は明治時代中期に8代目が生み出し、今でも愛され続けているカステラです。
特注のチョコレートを使用しているそうで、濃厚だけれど、甘すぎない。深みのある味わいです。
和泉屋「長崎カステラ(抹茶)」
和泉屋の抹茶カステラは“八女星野村産抹茶使用”。八女市は福岡県ですが、美味しいお茶の産地として名高い場所。九州土産に「八女茶×長崎カステラ」のコラボはいかがでしょうか。もっと大きい箱もありますが、2切れだけのこちらの商品は、個人に気軽にあげるお土産にもぴったりですね。
和泉屋は、長崎空港だけでなく、大浦天主堂の目の前など観光スポットのそばに店舗があって買いやすいんです。さらに、雲仙市にある和泉屋の本社工場には、2018年8月に「長崎カステラランド」っていうお店ができたらしいんですよ。これが面白そうなので行ってみたい~!長崎旅行の予定がある方はチェックしてみてくださいね。
伝統と知名度なら福砂屋、“細い箱”もあります
御三家の一つといわれる福砂屋は、全国に店舗があるので、この黄色い箱を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。この一箱(一本)で、中は10切れに分かれています。この写真の
「1号」というサイズだとちょっと大きいという時は、横幅を狭くした「0.6号」というサイズのも売られていますよ。
小切れ0.6号 サイズ:65×280×64mm 1,188円(本体価格1,100円)
福砂屋の創業は寛永元年(1624年)。ポルトガル人にカステラなどのお菓子の作り方を教わったのが始まりと言われています。商標のコウモリは、幸福のシンボルなのだとか。詳しいカステラの歴史は、福砂屋のサイトで知ることができます。福砂屋のカステラは黄色が濃く鮮やかなので、私は個人的に“幸せの黄色”と呼んでいます。
まとめ:長崎カステラ、オススメの買い方
たくさんの種類がある長崎カステラですが、おつかいものにするなら、福砂屋のカステラの複数セット(化粧箱入り)のものが安心。お土産でわいわい食べるなら、いろんな小箱を組み合わせて買うか、自分が食べてみたいと思ったものを選んでみるといいのではないでしょうか。
ごちそうさまでした!
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